give or takeの意味は「多少の誤差を含む」!使い方と例文をチェック

give or takeの意味は「多少の誤差を含む」!使い方と例文をチェック

今回は、「give or take」という英語のイディオムが気になったのでチェックしていきます。

この言葉は、「多少の差はあるけれど、おおよその範囲で」といった感じの意味を表すときに使われるものです。

それでは早速、「give or take」の使い方や例文を整理しておこうと思います!

目次

「give or take」の読み方と発音

「give or take」はあえてカタカナにすると、「ギヴオァテイク」といった感じになります。

「ギヴオァテイク」のアクセントは「ギヴ」や「テイク」に置かれます。

「ギヴ」と「テイク」の両方が強く発音されます。

流れるように発音した場合は「ギヴァテイク」となり、発音記号では /gɪvərteɪk/ という感じです。

イギリス英語の発音:

アメリカ英語の発音:

「give or take」の意味・日本語訳

以下は「give or take」が表す意味です。

  • 多少の誤差を含む(おおよその数値)
  • 前後する(多少の差がある)
  • 概算で(おおまかに)

「give or take」は、数値や量を示す際に「おおよその範囲で多少前後する」という意味で使われる表現です。

数値が定まっておらず、前後があることを強調したいときに便利な言い方ですね。

このフレーズの「give」と「take」は、「多少の増減がある」「誤差がある」というニュアンスを示しています。

つまり、「少し与える(give)か、少し取る(take)か」ということで、正確な数値や量に対して多少の違いが生じることを表しているわけです。

「おおよそ」という意味で使われるのは、「give or take」に含まれる柔軟さや変動の概念がポイントになっています。

言い換えれば、「これくらいの数値で間違いないけれど、ちょっと上下するかもしれない」という状況を、シンプルに言っている感じです。

トゥック

「あげたり、もらったり」ってことじゃないんですね

エイタ

そうですねぃ!「増えたり減ったり」と考えるほうがわかりやすいと思いますよ~

「give or take」の文法的な解説

「give or take」は慣用句であり、副詞句として使われます。

主に数値や数量を示すときに、「about」や「approximately」と同じように、動詞や数字の後に付け加えて使われます。

カンマ「,」を使って、文の後ろで説明として加えることが多いです。

「give or take」を使うシチュエーション

「give or take」は、物事の数値や量を大まかに示すときに使われます。

時間、距離、重量、人数などをおおよそで伝えたいときに便利です。

たとえば、仕事にかかる日数とか、歩合制の給料の値段とか、はっきりわからない数字についての会話でも使い勝手のいい表現です。

「give or take」を使った例文

それでは、「give or take」を使った例文をいくつか紹介します。

The project will take about a week, give or take a few days.
「そのプロジェクトには1週間ほどかかります。数日の誤差はありますが。」

It costs 500 dollars, give or take.
「それは500ドルくらいします。多少前後しますが。」

We need around 20 people, give or take a few.
「私たちは20人くらい必要です。多少の誤差はありますが。」

トゥック

fewも付いたりするんですね

エイタ

そうですねぃ!「多少の」を強調することができますよ~

「give or take」の言い換え表現

以下は「give or take」の言い換えに使える単語です。

  • approximately(おおよそ)
  • about(大体)
  • roughly(ざっと)

「approximately」や「about」は、特に正確な数値に近い場合に使えます。

「roughly」は、もう少し大ざっぱで曖昧なニュアンスがあります。

どの単語も、増減を表すというよりは、「だいたい」というニュアンスに近い感じです。

「give or take」の発見場所とコメント

今回のイディオムは、海外フリーランスの仕事に関するとあるディスカッションの場で見つけました。

だいたいの収入が月にどれくらいかという会話で、毎月の増減を表すときに使われていました。

「give and take」(ギブアンドテイク)という表現は日本語でもよく耳しますが、「give or take」というのは初耳でした。

なんで収入の話になったときに「give or take」が数字の前についているのか、一瞬「?」が浮かびましたね(笑)

「about」でももちろん通じそうですが、やっぱりフリーランスに収入の増減はつきもの。

こういう英語表現は、増減の絶妙なニュアンスを伝えるのに便利そうですね!

本当は固定給のほうがわかりやすいし安定しているんでしょうが、毎月の収入に増減があるのも、ある意味ではフリーランスの楽しみの一つだったりします(笑)

トゥック

本当は不安でしょうがないんですね

エイタ

えぃと……ポジティブ思考は大事なことですねぃ!

まとめ

今回は「give or take」というイディオムを記録しました。

この表現は、おおよその数値を伝えるとき、増減のニュアンスを付け足してくれるものです。

「多少前後するけど」と言いたいときには、ぜひ使っていきたいものです!

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