今回は、「watertight」という単語を見つけました。
この言葉は、防水性を表すことから転じて、「隙のない状態」を表すのに使われます。
この記事では、「watertight」の意味や使い方を整理しておこうと思います!
「watertight」の読み方と発音
「watertight」はあえてカタカナにすると、「ウォータタイト」といった感じになります。
発音のアクセントは「ウォ」の部分に置いて発音します。
発音記号は /ˈwɔː.tə.taɪt/ です。
イギリス英語の発音:
アメリカ英語の発音:
「watertight」の意味・日本語訳
以下は「watertight」の主な意味です。
- 防水の
- 隙のない、完璧な(議論や計画などに対して)
- 漏れのない(法的に強固な契約などに対して)
この単語は、主に水が漏れないなど、防水性がある状態を表します。
そして、そこから転じて、比喩的に「隙のない」や「完璧な」という意味でよく使われたりします。
議論や計画、契約などに合わせて使われます。
「漏れのない」ってわかりやすい言い方ですね
そうですねぃ!水が漏れる隙間すらないほど完璧だ、という意味ですね~
「watertight」の文法的な解説
「watertight」は形容詞です。
この単語は主に名詞を修飾する際に使われ、be動詞と一緒に使われることが多いです。
たとえば、「The contract is watertight(その契約は隙がない)」のように、be動詞の後に続けて形容詞として使われ、名詞に隙がない状態を説明します。
「watertight」を使うシチュエーション
「watertight」は、物理的に水が漏れない状況や、法的に隙のない契約、論理的に完璧な議論など、何かが強固であることを強調するシチュエーションで使われます。
特に、ビジネスや法的な文脈でよく重宝される単語です。
物理的な防水性を表現することはもちろんのこと、論理的に完璧であることを表現する際にも便利です。
「watertight」を使った例文
それでは、「watertight」を使った例文をいくつか紹介します。
The contract is watertight, and it leaves no room for any loopholes.
「その契約は完璧で、抜け穴が全くありません。」
Her argument was so watertight that no one could dispute it.
「彼女の議論は隙がなく、誰も反論できませんでした。」
The boat is built with a watertight design to ensure safety at sea.
「その船は海での安全を確保するために防水設計で作られています。」
最初の例文のroom for any loopholesってところ、早口言葉みたい!
えぃと……そう言われてみれば噛みそうな気もしますね~
「watertight」の言い換え表現
以下は「watertight」を言い換えた類似の表現です。
- airtight (密閉された、隙のない)
- foolproof (失敗しない、完璧な)
- ironclad (鉄壁の、非常に強固な)
- waterproof (防水の)
「airtight」は物理的な密閉や、議論などの隙のなさを表すのに使われます。
「watertight」にとても似た表現ですね!
「foolproof」は、誰でも絶対にできる、ミスが起きにくいシステムや方法を示すときに便利です。
「ironclad」は非常に強固なものや状況に使うことができます。
鉄壁なアリバイ、などを表すときに便利です。
「waterproof」は主に物理的な防水性を表す際によく見かける単語ですが、「watertight」のような比喩的な使い方は一般的ではありません。
「watertight」の発見場所とコメント
今回の単語は、アガサ・クリスティーの小説を読んでいて、見つけたものです。
「watertight alibi」(完璧なアリバイ)の形で使われていたと思います。
上記の言い換えで紹介した「ironclad」もそうですが、アリバイとセットになる単語はけっこうあるんですね。
普通に考えたら「perfect alibi」で良さそうですが、ミステリー小説を読んでいるといろんな表現で出てきそうですね。
でもなんとなく、「watertight」が一番、崩れないアリバイみたいなニュアンスが響き渡っていて、アリバイの強さが伝わってくる気がします(笑)
時間があれば、他のミステリーも英語で読んでみたいですねー。
アリバイって言いたいだけ
えぃと……ミステリーでは大事なキーワードですね~
まとめ
今回は「watertight」という単語を記録しました。
この言葉は、防水性を表すと同時に、隙がなく漏れのない完璧な状態を表すのに使えます。
防水だけでなく、小説やビジネスの契約なんかで出てくるときに、気をつけておきたい単語です!