今回は、「stolidity」という単語を見つけました。
この言葉は、感情をあまり表に出さない無感動さや無表情さ、また冷静さを意味します。
この記事では、「stolidity」の意味や使い方を整理しておこうと思います!
「stolidity」の読み方と発音
「stolidity」はあえてカタカナにすると、「ストリディティ」といった感じになります。
アクセントは「リ」に置いて発音します。
発音記号は /stəˈlɪdɪti/ です。
イギリス英語の発音:
アメリカ英語の発音:
「stolidity」の意味・日本語訳
以下は、「stolidity」がもつ主な意味です。
- 無表情
- 無反応
- 鈍感
- 冷静さ
- 感情を抑えた態度
stolidityとは、感情をあまり表に出さず、静かで冷静な態度を示すことです。
たとえば、ショックなニュースに対しても冷静に振る舞うことなどを表します。
ある意味、無神経や鈍感だということもできますね。
この単語はラテン語の「stolidus(愚鈍な、鈍感な)」に由来し、感情を示さない冷静さや、無感動な態度を表現する言葉になっています。
鈍感と冷静が同じ単語になる……ですか?
えぃと、そうですねぃ!無感情という点では同じなのかもしれませんね~
「stolidity」の文法的な解説
「stolidity」は名詞です。
所有格をともなえば、「~(人)の無感動さ」といった使い方ができます。
また、動詞「maintain」とセットにすれば、「冷静さを保つ」という言い方もできますね。
形容詞にすると「stolid」となり、こちらでも主に人の性格や行動を説明するのに使えます。
「stolidity」を使うシチュエーション
「stolidity」は、緊張感のある場面や感情を抑える必要があるシーンでよく使われます。
たとえば、困難な状況に直面しても冷静でいられる人や、感情をあまり表に出さない人を表現する際に用いられます。
また、鈍感さや無神経さを表したいときにも便利です。
たとえば、他人の感情に鈍感で、相手がどう感じているのかに気づかない人の振る舞いを説明するのに適しています。
無神経な発言や行動をする人の様子を示すときにも、便利な単語です。
「stolidity」を使った例文
それでは、stolidityを使った例文をチェックしてみましょう。
Despite the chaos around him, he maintained his stolidity.
「彼は周囲の混乱にもかかわらず、冷静さを保っていた。」
Her stolidity made it hard to know how she felt.
「彼女の無表情さのせいで、彼女がどう感じているのか分かりにくかった。」
The stolidity in his voice showed that he wasn’t affected by the news.
「彼の声の冷静さから、彼がそのニュースに動じていないことが分かった。」
感情が出ていないときなら、けっこう万能な単語かも?
そうですねぃ!ほめるときにも批判するときにも使えそうですね~
「stolidity」の言い換え表現
以下は「stolidity」を言い換えた類似の英単語です。
- stoicism (ストイックさ)
- impassiveness (無感動)
- composure (冷静)
「stoicism」は日本語でいうところの「ストイック」につながる言葉です。
感情を表さない強い精神状態を示すときに使えます。
「impassiveness」は感情を感じていない、または表していないことを強調します。
「composure」は冷静でいる状態を表す言葉です。
「stolidity」の発見場所とコメント
今回の単語は、アガサ・クリスティーの小説を読んでいて、見つけたものです。
とある女性キャラの冷淡さが変わった、というニュアンスで使われていたと思います。
「stolidity」は、日常会話では使わないかもしれませんが、文学作品や心理学の話とかで出てきそうな単語ですね。
口に出すと思いっきり噛みそうです(笑)
発音を聞いてみても、いかにも無感情を表すような音の響きがある気がしますね!
これからどのくらいこの単語に出会うのかは謎ですが、古めの小説を読むときとかには注意しておきたいと思います!
いかにも無感情を表すコメントです
えぃと……そういう感じでもない気がしますね~
まとめ
今回は「stolidity」という単語を記録しました。
この単語は、冷静さや感情を表さない態度、無表情さなどを示すときに使える表現です。
ポジティブにもネガティブにも、感情がないときに使える単語ですね。
また見つけたときには、ちゃんと理解できるようにしておきたいと思います!