今回は、「cold shoulder」という英語のイディオムを見つけました。
この言葉は、「冷たくあしらう」や「よそよそしい態度を取る」ことを表すのに使われる表現です。
この記事では、「cold shoulder」の意味や使い方を整理していきます!
「cold shoulder」の読み方と発音
「cold shoulder」はあえてカタカナにすると、「コールド ショウルダー」といった感じになります。
アクセントは「コールド」と「ショウルダー」の両方にあります。
つなげて読んでもあまりリンキングが起きるイメージはないですね。
気持ち「ド」の「シ」を軽くつなげるといいかもです。
二つを合わせた発音記号は /koʊld ˈʃoʊldər/ です。
イギリス英語の発音:
アメリカ英語の発音:
なんか冷たい感じがする
えぃと、そうですねぃ!冷たい態度を表すイディオムですから、ぴったりな響きですね~
「cold shoulder」の意味・日本語訳
以下は「cold shoulder」の主な意味です。
- 冷たくあしらう
- よそよそしい態度を取る
- 無視する
「cold shoulder」は、相手に冷たい態度を取ったり、わざとよそよそしく振る舞う際に使われる表現です。
「cold」(冷たい)が入っているので、わかりやすいかと思います。
親しさを避ける意図が込められた言葉ですね。
人との距離を置きたいときや、無視したい気持ちを表すときにぴったりです!
「cold shoulder」の文法的な解説
「cold shoulder」は名詞として使われ、慣用句の一種です。
だいたいの場合で、「give the cold shoulder」(冷たくあしらう)とか、「get the cold shoulder」(冷たくされる)といった感じで、動詞とくっついた形で使われます。
目的語のところに(人)を入れ込めば、誰に冷たくしたか、誰から冷たくされたかを表すことも可能です(例文のところで解説します)。
「cold shoulder」を使うシチュエーション
「cold shoulder」は、相手に冷たい態度を取りたい、距離を置きたい、または無視したい場合に使われます。
ということは、だいたいネガティブなシチュエーションが多いということですね。
相手との距離感を少し開けたいときなんかに使えます。
「cold shoulder」を使った例文
それでは、「cold shoulder」を使った例文をいくつか見てみましょう。
She gave him the cold shoulder at the party.
「彼女はパーティーで彼に冷たくあしらった」
「gave」の目的語に「him」を置いて、「彼に」冷たくあしらったという言い方をしています。
After their argument, he received the cold shoulder from everyone.
「口論の後、彼はみんなから冷たくあしらわれた」
こちらは「received」にして、自分が受けた側になっているパターンですね。
The manager gave him the cold shoulder for missing the meeting.
「会議に欠席したため、上司から冷たくあしらわれた」
「for」を用いて、冷たくした理由を表しています。
あんまり冷たくしないでほしいですね
えぃと、そうですねぃ!寛大な心を持っていたいものですね~
「cold shoulder」の言い換え表現
以下は「cold shoulder」を言い換えた類似の表現です。
- ignore(無視する)
- give someone the brush-off(冷たくあしらう)
- turn a blind eye(見て見ぬふりをする)
「ignore」はシンプルな単語で、意図的に無視する場合に使いやすいですね。
「give someone the brush-off」は今回の「cold shoulder」にかなり近いイメージで、冷たくあしらうことを意味します。
「turn a blind eye」は「ignore」に近い感じで、見て見ぬふりをするときに便利です!
「cold shoulder」の発見場所とコメント
今回のイディオムも海外フリーランスの仕事中に見つけました。
海外のネット記事を読んでいて、発見しました(何の記事だったかは忘れました……)。
「cold shoulder」ってそのまま訳せば「冷たい肩」ですが、その記事を読んだときもパッと意味がつながらず、なんだろうと思った覚えがあります。
シンプルな単語の組み合わせで、いろいろな意味に成り代わりますよねー。
単語そのものは簡単なので、すぐに覚えられそうなイディオムです。
あとは実践あるのみって感じで、冷たくされたときとかに英会話する機会があれば、使ってみたいと思います!
ボクは冷たくしないよ
えぃと、トゥックさんは実はお優しいんですよね~!
まとめ
今回は「cold shoulder」というイディオムを記録しました。
相手に冷たい態度を取る(取られる)、距離を置く(置かれる)ときに役立つ表現で、ネイティブにもよく使われます。
自分が冷たくされたくないときは、これを使うのは控えたほうがいいかもしれませんが(笑)、場面に応じて使い分けてみるとよさそうです!