今回は、「true calling」という英語のイディオムを見つけました。
この言葉は、「本当の天職」や「真の使命」を表すのに使われます。
今回の記事では、「true calling」の意味や使い方を整理しておこうと思います。
「true calling」の読み方と発音
「true calling」はあえてカタカナにすると、「トゥルー コーリング」といった感じになります。
アクセントは「トゥルー」の「ルー」と「コーリング」の「コー」の部分に置くとナチュラルですね。
あまりリンキングが起きるイメージはないですが、「トゥルコーリング」みたいなイメージで言うといいですね。
つなげて読むときの発音記号は /truː ˈkɔːlɪŋ/ です。
イギリス英語の発音:
アメリカ英語の発音:
「true calling」の意味・日本語訳
以下は「true calling」の主な意味です。
- 本当の天職
- 真の使命
- 本来の役割
「true calling」は、自分が本当にやるべきことや、自分に最も適した役割を指すときに使われる表現です。
いわゆる「天職」ですね。
「true」は「真実」や「本物」を意味し、「calling」は「呼び声」や「使命感」を指します。
特に「calling」という表現は、宗教的な背景から「神がその人を特定の使命に呼び寄せる」というニュアンスを含んでおり、そこから「天職」を意味するようになったそうです。
「true calling」は「真実の呼び声」という感じで、「自分が本来あるべき姿」や「歩むべき道」を象徴する言葉です。
なので、すごく大きな力に導かれているような感覚が込められており、「人生の使命感」を表現する感じの言葉になっています。
これって、転職の話でも使えるのかな?
えぃと……転職……そうですねぃ!職業だけでなく、趣味や使命についても使えますよ~
「true calling」の文法的な解説
「true calling」は名詞フレーズで、文中では主語や補語として使われることが多いです。
「find one’s true calling(自分の天職を見つける)」や「follow one’s true calling(自分の使命に従う)」などの形で使われることが一般的です。
「true calling」を使うシチュエーション
「true calling」は、特定のキャリアや使命に目覚めた瞬間や、自分の本来の役割を実感した場面で使われます。
たとえば、長年模索していた職業が実は自分にぴったりだったと気づいたときなどです。
自分の活動に対しても使えそうですね。
「true calling」を使った例文
それでは、「true calling」を使った例文をいくつか紹介します。
After years of searching, she finally found her true calling as a teacher.
「何年もの模索の末、彼女はついに教師としての天職を見つけました。」
He believes his true calling lies in helping others achieve their goals.
「彼は自分の使命は他人が目標を達成するのを助けることにあると信じています。」
Finding your true calling can be a lifelong journey, but it’s worth it.
「天職を見つけることは一生の旅かもしれませんが、それだけの価値があります。」
ボクの天職は何なんでしょうか?
そうですねぃ……トゥックさんはまだ見つかっていないかもしれませんねぃ~
「true calling」の言い換え表現
以下は、「true calling」を言い換えた類似の表現です。
- life purpose(人生の目的)
- destiny(運命)
- vocation(職業、天職)
「life purpose」は一番シンプルに言い換えた表現ですね。
「destiny」はより運命的なニュアンスを含む場合に使えます。
「vocation」もよく使うイメージがありますが、職業としての使命を指す場合に適していますね!
「true calling」の発見場所とコメント
今回のイディオムは、Cal Newportの著作『So Good They Can’t Ignore You』から見つけました。
まさに「天職」について考えさせられる本って感じで、なかなか自分の仕事についても考えさせられた内容でした。
好きなことを、好きだからといって仕事にするのは難しいし、今ある仕事をすぐやめて自分のやりたいことだけを追いかけることも危うい。
だけど、今の仕事で成果を出していくうちにスキルがついて、そのうち自然と人から求められる人材になり、好きな仕事ができるようになる。
めっちゃざっくり言うとそんな話ですが、自分も天職を求めて悩んだような経験があるので、身に沁みました……。
今やってることがたとえ「心から好き!」とか「楽しい!」とかじゃなくても、目の前にあることを淡々とやっていこうと思います!
そういえば「true calling」っていうと、海外ドラマで『トゥルー・コーリング』というドラマがありましたが、これは『Tru Calling』です。
Truが主人公の名前なので、今回の「天職」とはちょっと違いました。
ボクの天職って……転職するのか……
えぃと……ひとまず英語の勉強はこなしていきましょうね!
まとめ
今回は「true calling」というイディオムを記録しました。
この表現は、使命や天職について話すときに便利な単語です。
英語で仕事をするときにも使えそうですね!
いつか、英語で自分の「true calling」について語れるときが来るといいなと思います!