今回は、「loaded question」という英語のイディオムを見つけました。
この言葉は、ある前提を含んだ質問、つまり「誘導尋問」という意味で使われます。
ということで、「loaded question」の意味や使い方を整理しておこうと思います!
「loaded question」の読み方と発音
「loaded question」は、あえてカタカナにすると「ローディッド クエスチョン」と読みます。
アクセントは「ロー」と「クェ」のあたりに置かれますね。
また、「ローディッド」の「ッド」と「クエスチョン」の「チョン」がつながって、リンキングが起こります。
つなげて読むと、ネイティブスピーカーのように「ローデックェスチョン」って感じで発音できますね。
つなげて読むときの発音記号は /ˈloʊ.dɪd ˈkwɛs.tʃən/ です。
イギリス英語の発音:
アメリカ英語の発音:
イギリス英語だと「ディッド」が聞こえやすいかも
そうですねぃ!イギリスでは「ッド」の部分が読まれやすいですね~
「loaded question」の意味・日本語訳
以下は「loaded question」の主な意味です。
- 誘導尋問
- 前提を含んだ質問
「loaded question」は、答える側がある前提を受け入れることを要求する質問です。
つまり、相手を誘導するための質問ですね。
例えば、「あなたはまだ嘘をついていますか?」という質問は、どちらに答えても嘘をついたことを前提にしてしまいます。
よく、サスペンスドラマとかであるやつです。
「loaded question」の文法的な解説
「loaded question」は名詞句で、慣用句の一種です。
特に質問やディスカッションの中で使われ、他者を不利な状況に追い込む際によく使用されます。
主語やbe動詞と一緒に使うことで、簡単に文章の一部として組み込むことができます。
「loaded question」を使うシチュエーション
「loaded question」は、議論やディベート、インタビューの場面で使われることが多いです。
特に、相手の言葉尻を捉えたいときや、ある前提を押し付けたい場面で使用されているようです。
時には、相手を挑発する意図で用いられたりすることもあります。
「loaded question」を使った例文
それでは、「loaded question」を使った例文をいくつか紹介します。
That’s a loaded question. No matter how I answer, it will make me look guilty.
「それは誘導尋問だよ。どう答えても、私が悪いように見える。」
He asked a loaded question to corner his opponent in the debate.
「彼は議論の中で相手を追い詰めるために誘導尋問をした。」
The interviewer used a loaded question to get a specific answer from the politician.
「インタビュアーは特定の答えを引き出すために政治家に誘導質問をした。」
使うタイミングが難しそう……
そもそも意識していないと、誘導尋問だと気づかないですからねぃ
「loaded question」の言い換え表現
以下は「loaded question」を言い換えた類似の表現です。
- leading question(誘導的な質問)
- biased question(偏った質問)
「leading question」は特に、相手に特定の答えを促すための質問です。
「biased question」は偏りがある質問というニュアンスで、同様の状況で使えますね!
どちらも名詞句で、使い方は同じです。
「loaded question」の発見場所とコメント
「loaded question」はYouTubeで、何かの動画を見ているときにたまたま見つけました。
イギリスの方が、自身の大学院生活について語っている動画だったと思います。
大学の先生とのインタビュー時でも、よくloaded questionっぽいことを言われちゃったりもしますね。
誘導尋問だとわかっても、誘導に乗るしかないときもあります……。
サスペンスやアクション映画が好きな僕としては、映画の会話とかをするときに使えそうなイディオムです!
自分が誘導尋問したい側になりたいという欲丸出しのコメントです
えぃと、私もよく誘導的に質問しちゃうかもです~
まとめ
今回は「loaded question」というイディオムを記録しました。
「loaded question」は、前提を含んだ質問で、答える側が不利になることが多いです。
議論やインタビューの場面で、相手に意図的なプレッシャーを与えるためによく使われたりするこの言葉。
このような質問には注意しながら、ぜひ英会話の中でも使ってみたいものです。