こんにちは、ケイモンです。
今回の記事では、僕がふだん行っている英単語を自然に覚えていく4つのステップを紹介します。
毎回、いろいろなところで出会った単語やフレーズを記録する、というのがこのブログのコンセプトですが、その具体的な流れといいますか、頭に入れていく方法についても解説したいと思います!
なお、今回の単語の覚え方は、英語の試験前などの勉強法ではなく、日常的に洋書を読んだり、映画やドラマを見たりして英語の作品に触れているときの語彙力の増やし方です。
いったい僕がどのようにして、このブログで紹介するような単語を自然に覚えていくのか、ぜひチェックしてみてくださいね!
【1】気になる単語が出てきたら、スマホで即チェック
まずは、「これ気になる!」という謎の英単語やフレーズに出会ったときは、基本的にその場で即チェックをします。
読書中や映画鑑賞中に「これってどういう意味だ?」と思う言葉に出会うことは、よくあると思います。
このとき、止めることをためらわずにすぐ辞書をひきます。
物語を中断してでもチェックする
たまに洋書を読むときのコツとかで、「知らない単語があっても読み進めて、後で調べるほうがいい」といったアドバイスも見かけますが、僕の場合、そういう単語は見逃せません(笑)
なので、いったん流れを止めてでも、すぐにスマホを取り出して意味をチェックします。
映画はけっこう通しで見てしまうこともありますが、ドラマだったら動画も止めちゃいますね。
辞書アプリやサイト(アルクとかWeblioとか)を使って、すぐ調べてしまえば、物語の中断も少なくてすみます。
もちろん、全単語でこれをやっていたらキリがないので、本当に「気になる!」というものを優先します。
これを選ぶ基準はけっこうランダムですが、誰に報告するわけでもないので、自分流でOKです。
物語の理解が深まるかも
読書中にわからない単語をすぐ調べると、物語への理解度が格段に上がります。
たとえば、物語中で主人公が謎めいた言葉を繰り返し使っていたら、その意味がわかっていない状態だと、「これって何だろう……」とモヤモヤしながら進めることになるかもしれません。
最初にチェックしておけば、その単語がまた別のシーンに出てきたときに「お、ここでも使われてる!」と、より深く内容が理解できるようになるわけですね。
意味がわかってから読むと、ただ単に「読んでいる」だけの感覚から「話の本質を理解しながら楽しんでいる」感覚に変わります。
特に英語の小説などでは、一つの単語やセリフが物語全体のテーマに関わることも多いので、ちゃんと理解しておくと、その単語が後々どうつながっていくのかを追うのも楽しかったりします。
もちろん、動画作品でも同じことが言えますね。
なので、僕の鉄則は「気になる!」と思った言葉は、即チェック!です。
わからない単語じゃなくて、気になった単語ってこと?
そうみたいですねぃ!何度も出てきている単語をチェックするという方法もいいと思います~
単語を知らないままだと、逆にストレスに?
一方で、わからない単語をスルーしたまま読み進めると、内容が理解できずに物語全体が面白く感じられなくなってしまうかもしれません。
たとえば、ミステリー小説などでは、一つの言葉が重要なヒントを示している場合も多いですよね。
そこを理解しないまま読み進めると、せっかくの伏線や展開がわからなくなり、読書そのものがストレスになってしまうことも。
なので、「気になる!」と思ったら、すぐに調べる方が、結果的に読書の質が上がります。
その場で単語がわかると、自分の語彙力が上がった気もして、どんどん学ぶ意欲も湧いてきますしね(笑)
【2】チェックした単語はメモっておく
さて、単語をチェックした後ですが、そのまま放置すると結局忘れてしまいます。
そこで大事なのが、チェックした単語をしっかりとメモしておくこと。
記録に残しておくことで、後で見直しができるようにします!
記録する媒体は、自分の使いやすいものを選ぶ
まず、単語を記録する媒体を決めます。
辞書アプリを使うのも良いですし、スマホのメモ帳に書いておくのも手軽でいいですね。
NotionやEvernote、Obsidianなどのノート系アプリを使うのもアリだと思います。
僕の場合は、以前は有料の辞書サイトに登録していましたが、節約のためGoogleスプレッドシートに切り替えました。
デジタルが苦手なら、ノートに手書きもいいと思います。
書く行為そのものが記憶に定着しやすいという効果もありますしね。
どれを選んでも、結局は「自分が使いやすい」ものを選ぶのが一番です。
ちなみにボクは本を持ち歩いています
えぃと、そうですねぃ!私もよく書き込んでメモしていますよ~
タグ付けをして、見つけた場所を記録する
さらに、記録を取るときにおすすめなのが「タグ付け」です。
例えば、「小説」「映画」「ニュース」など、どこで見つけた単語なのかをタグとしてメモしておくと、覚えやすくなります。
具体的な作品名も入れておくといいですね。
タグ付けしておくことで、「あ、これ前に〇〇の映画の中で出てきた言葉だ!」と気づけるので、シチュエーションごとで単語を思い出しやすくなるんです。
また、タグをつけておくことで、後で「どこで出会った単語なのか」をすぐに振り返れるのもメリットですね。
「あ、この単語ってどこで覚えたんだっけ?」という疑問をすぐに解消できるので、後で見返すときの効率も上がるということです。
一度記録したら放置せず、定期的に見直す
もちろん、一度メモした単語を放置せず、定期的に見直すことも大事です。
とはいえ、毎日何時間も単語帳とにらめっこするのは大変ですよね。
試験前はにらめっこしたほうがいいけどね
なので、週に1回とか、読書後に5分だけとか、ふと気づいたときとか、自分なりに気軽に取り組めるタイミングでOKです。
メモを振り返りつつ「この単語、前にどこで見たんだっけ?」と考えること自体が、記憶の定着につながります。
これを習慣化すると、一時的に単語を覚えるのではなく、長期間にわたって自然と頭に入っていきます。
【3】記録した単語にまた出会ったら、その単語を見直す
一度記録した単語を、ひたすら暗記しようとするのは大変ですよね。
日常的に自然に覚えようとしたら、がんばって丸暗記ではなく、いろいろな場所で同じ単語に出会う機会を増やすことのほうが効果的です。
そうすることで、自然とその単語を覚えやすくなり、無理なく定着させることができます。
でも試験前はがんばって暗記するほうがいいけどね
じゃあ、どうやって同じ単語に何度も出会うのか?
それには「なるべく多くの媒体に触れること」がポイントです。
いろんな媒体に触れて再会率をアップさせる
本や映画、ドラマ、音楽、ネットの動画など、さまざまな媒体を通じて同じ単語に出会うことで、単語の「再会率」を上げることができます。
たとえば、読書中に「quintessential(典型的な)」という単語に出会ったら、その後、映画を観るときにも意識してみるのです。
ただし、頭の中でいつも新しい単語を意識しているのは相当ハードだと思うので、ぼんやりと「あ、この言葉は前にも聞いたことあるような……」と思えるようになれば、それでOKです。
違う作品を読んだり見たりしているときに「quintessential」が出てきたら、そこで思い出せばいいということです。
そのためには、やっぱり記録したリストを定期的に見直すことが大事になりますねぃ~
こうして別々の媒体で同じ単語に出会うことで、どんどん記憶が強化されていきます。
特に音楽や映画では、印象的なシーンやフレーズと一緒に単語が記憶されることが多いので、覚えやすいです。
なので、読書だけでなく、他の媒体にも積極的に触れていくのがおすすめです!
暗記にこだわらない
「暗記するぞ!」と気合いを入れると、かえってプレッシャーになります。
なので、「暗記しよう」と意識するのではなく、「あれ、この単語ってどこかで見たことあるな」と気づけるようになることを目標にするといいです。
今回のやり方では、同じ単語を何度も目にするうちに、気づいたら自然と意味が頭に入っていた、という経験を増やすのがポイントです。
これこそが「自然な定着」につながります。
なので、まずは多くの場面でその単語に出会える環境を作っていきましょう。
再会後の見直しを忘れずに
そしてもちろん、「あれ、この間も出てきたような……」という単語に気づいたら、記録したリストに戻って見直します。
その単語についての意味や使い方をもう一度確認しましょう。
こうすることで、そのうち確認しなくても、用法などを思い出せるようになってきます!
【4】英語を使う機会があれば、覚えた単語を優先して使うようにする
せっかく覚えた単語でも、使わなければ結局忘れてしまいます。
覚えた単語を頭に定着させるためには、実際に「使う」ことが絶大な効果を発揮します。
なので、もし英語を使う機会があれば、新しく覚えた単語から優先的に使うように心がけておきます。
簡単に言える単語を、あえて新しい単語に置き換えてみる
英語を使うときに、いつもなら簡単な単語で言えることでも、もしそれに匹敵する新しい単語を覚えていたら、無理やりにでも使ってみてください。
これにより、その単語の意味や使い方を自分のものとして吸収しやすくなります。
たとえば、単に「judgment」と言えそうなところであえて「acumen(判断力)」を使ってみるとか、「wait」ではなく「wait out(耐え忍んで待つ)」を試してみるとか、といった感じですね。
このように、普段なら使わない単語をあえて選ぶことで、自分の中で使える単語に昇華させていきます。
使いどころは間違えないようにしないとね
そうですねぃ!最初はカジュアルな場面で試して、フォーマルなところではやめておいたほうが無難ですね~
友人やAIとの会話で試してみる
新しく覚えた単語を使う機会として、今ならAIとの会話もおすすめです。
Chat GPTをはじめとしたチャットボットなどを使えば、簡単に新しい英語を試すことができますし、何ならフィードバックももらえます。
最近は音声認識にも対応しているので、普通に人間のような会話をすることもできますね!
そしてもちろん、英語で話す友人がいれば、メールやメッセージで新しい単語を使ってみましょう。
リアルな会話ができれば、これもいい練習ですね。
こういったちょっとした「実践の場」を意識的に設けることは、単語の自然な定着にめちゃめちゃ効果的です。
頭にインプットするだけでなく、実際にアウトプットすることで、覚えた単語が本当に「自分のもの」になっていきますよ!
まとめ
ということで、今回は僕が実際にやっている英単語の自然な覚え方について紹介しました!
読書中に気になった単語をすぐにチェックし、メモしておくことで、記憶に残るチャンスを増やせます。
さらに、他の媒体(映画、音楽、動画など)で同じ単語に出会ったときに、その単語をもう一度確認することで、理解を深めるようにします。
そして、英語を使う場面があれば、ぜひ新しく覚えた単語を積極的に使ってみてください。
「あ、あの言葉だ!」と感じた瞬間こそが、単語を自分のものにするチャンスです!
僕の場合はこうやってブログにつづっていますが、誰もがやりたがることではないと思うので、自分なりの記録の取り方でチャレンジしてみてください。
気になる単語を一つずつ、自分のペースで「自分の言葉」にしていきましょう!